オールド観光案内図／新潟県

オールド観光案内図コレクション／新潟県

新潟市「新潟市鳥瞰図」
（新潟県）吉田初三郎画　鳥瞰図サイズ：530×155mm
発行：日本海大博覧会事務局　昭和12年・表面カラー刷／中面１色刷・印刷折本

�拡大図はこちら　大正広重こと、鳥瞰図絵師・吉田初三郎の作品。日中戦争が始まって最終的に中心となった「日本海大博覧会」の宣伝用に制作された鳥瞰図。信濃川を湾曲的に配置し新潟市街を細部にわたり描き込んでいる。中央下部には完成して数年の「萬代橋」が描き込まれるが、同時代に架けられた福岡市の「名島橋」とは兄弟橋となっている。この図の原図と思われる絹本原画は2005年夏、新潟市の博物館に寄贈された。これは初三郎の観光社を継いだ阿瀬家の現当主・太紀氏が「初三郎没後50年に際し、2004年夏の水害、そして2004年11月の地震で多大な被害を受けた新潟へ、少しでも明るい話題になれば」と寄贈されたもの。画像データは、阿瀬家に残る初三郎資料をCD-ROM出版・複製販売している「鳥瞰図の周字屋」さんで注文する事も出来る。

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